2013年02月23日

シノビガミリプレイ『去りにし日々、今ひとたびの幻』弐の巻/クライマックスフェイズ

GM:はーい。では、これよりクライマックスフェイズです。
GM:その前に、決戦の舞台を決めようと思います。GMと篝さんとミクニくんの3人でそれぞれシーン表を振り、好きなシーンを選択してもらいます。よろしいですか?
篝 義暁:はい、了解しました!
ミクニ:了解です。
GM:シーンによっては戦場表みたいな効果がつきますが、それは事前に説明いたします。では、まずこちらから。
GM:nap
ShinobiGami :夜の遊園地表(8) → 巨大な観覧車。目も眩むような高さのゴンドラの屋根に、あなたは平然と立つ。
GM:これは「高所」と同じ効果です。では、次に篝さんどうぞー。
篝 義暁:はーい!
篝 義暁:nap
ShinobiGami :夜の遊園地表(5) → 光の消えた街灯が立ち並ぶ煉瓦道。その中の一つにだけ明かりが灯り、その下に仮面で顔を隠した道化師が1人、赤い風船を手に立っている。

GM:これは「平地」と同じ効果です。最後にミクニくんどうぞー!
ミクニ:nap
ShinobiGami :夜の遊園地表(11) → 暗闇の中、そこだけ電飾の点ったバイキングが大きく揺れている。

GM:これも「高所」と同じ効果ですね。では、どのシーンにしましょう? ご相談ください。
ミクニ:どこがいいです?
篝 義暁:絵的には観覧車かバイキングがいいです!(笑)
GM:ねーw
ミクニ:個人的には観覧車が好きかな(そういうことじゃない笑)
GM:ただし「ファンブルすると接近戦ダメージ1点」食らいますが!w
篝 義暁:では観覧車にしましょうっ!w  義暁は【浮足】があるから高所でもむしろオッケーだったりしますHAHAHA
GM:さすが篝にい! ミクニくんもそれでよろしいですか?
ミクニ:いいですよ☆するときはするし、ナッシンならナッシンですよ(きり)
GM:その意気やよし! では、舞台は観覧車で参りましょう。

GM:そして、【使命】の変更について最終確認しておきましょうか。どうします?
篝 義暁:はい。使命を【麝香会総合病院武装看護師忍軍を全滅させる】に変更します。
ミクニ:変更します(つやつやしつつ)
GM:はい、了解です。では、お二人とも【使命】変更ということで。
GM:では、参りましょう。

■クライマックスフェイズ/How should I my true love know(本当の恋人をどうして見分けましょう?)

GM:あなたたちは遊園地を彷徨う内、気が付くと互いに観覧車のゴンドラの上に立ち、見つめあっています。
※ここでGMは観覧車のカットイン画像を表示。
GM:このようなイメージです。
GM:お互い、交わす言葉があれば一言どうぞ。
篝 義暁: きっかけはどうあれ。俺は、あいつを愛していた。あいつは、俺を愛していた。
 雪花。雪花。雪花。脳裏の蘇る。白い肌。声。瞳。温もり。息遣い。匂い。……覚えている。覚えていて、もう。こんなにも遠い。
篝 義暁: そう、匂い。風に乗って。雪花の。雪花によく似た、それでいて、まったく異質なもの。旧懐抱かせる遊園地が見せる幻覚の類では決してあり得ない、現実の匂い。
篝 義暁: 麝香会総合病院。
篝 義暁: 符号する。何もかも。だから。
篝 義暁:「おまえを殺すのは、俺だ」

ミクニ:ただ無防備に夜風に吹かれている。白く吐き出した息は頭上のずっと高くで甲高く渦巻く風にさらわれて、頬を撫でては流れて消えていく。「そう」微かに、中の感情の起伏が、それでも確かに振れるのが分かる
ミクニ:絶えず周りに漂っている、そこはかとない憂いの色をさらに深く、うずまるように纏って。上空の風は強く、隠していた表情をあらわにする。取り戻せないものをいとおしむ人間の、優しい、胸が痛むような眼差しを。
ミクニ:「全部、終わったら。好きにすればいいよ」何かを決断した色が影のように。

GM:では、次の瞬間、周りのゴンドラの上に妖艶な影が次々と降り立ち、その姿を月明かりの下に露わにします。
武装看護師忍軍:「睦言はそこまでにしてもらおうか、篝一族の出来損ないに常夜の種馬ボウヤ」
武装看護師忍軍:「お前たちには共にここで死んでもらう」
武装看護師忍軍:「雪花が死んだと聞いた時には埋毒の計、しくじったかと思ったが……なかなかどうして」と嘲るように笑う武装看護婦たち。
ミクニ:「わからないんだけど」考え事をするときの、いつも、猫が時折何もない空間を睨むような感じで彼女達より遠くを見る。
ミクニ:「暁兄まで、というのが」言いながら指先に銀色の細いものがからみつく。

武装看護師忍軍:「ハッ! お前たちの血盟が幾度我らの謀(はかりごと)を潰してきたか、忘れたとは言わせぬぞ」
武装看護師忍軍:「お前たちを殺せるなら、例え優秀なくノ一1人を潰したところで安いもの」クスクスとさざ波のように笑うくノ一たち「ええ、本当に」「あれが本当に優秀だったかはもうわかりませぬが」「フフフ……」
篝 義暁: 彼女たちの、安い挑発。だが義暁はあえて乗る。「次、その薄汚い口で」燃える闇のような瞳が、看護師忍軍を穿つ。「ミクニと雪花を侮辱してみろ。引き抜いて、鳥の餌にしてやる」怒りと憎悪を糧に、彼女らを燃やし尽くさんと−−忍び二刀を抜き放ち、突きつける。
武装看護師忍軍:「さあ、もう他愛もない戯言を交わすはここまで」「後は忍びの流儀にて」「いざ、尋常に」「執刀を開始する!」
GM:そして、次の瞬間、彼女たちは一斉に高速機動に入ります。
GM:というわけで、戦闘を開始しましょう。よろしいですか?
ミクニ:はい!
篝 義暁:「おまえたちには、わかるまい」瞳に浮かぶ、憐憫と嘲り。そう、わかるまい。「不知火が一、篝義暁。−−参る」 了解です!
GM:よし、では最初のラウンドから行きましょう!

◆ラウンド1

        義暁
看護婦1
ミクニ    看護婦2

GM:では、行きましょうか。まずはプロット6から!
GM:麝香の匂いによる幻惑【集団戦攻撃】で!
麝香会総合病院武装看護師忍軍:2D6>=5 (判定:九ノ一の術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[2,5] → 7 → 成功
GM:よし! 回避するならどうぞ!
篝 義暁:はい、対象は義暁ですね。《分身の術》から回避します!
篝 義暁:2D6>=7 (判定:分身の術)
ShinobiGami : (2D6>=7) → 11[5,6] → 11 → 成功

GM:チイ!

GM:では、次のプロット行きましょう! プロット4のミクニくん、どうぞ!
ミクニ:では看護師さん2号さんに。まずはサポートの【痛打】を使います。
GM:さあ、こい!
ミクニ:2D6>=5 (判定:縄術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 12[6,6] → 12 → スペシャル(生命点1点か変調1つ回復)

GM:おおー!
ミクニ:まだ何も失ってないのに(笑)
GM:サポートなのが惜しいw
篝 義暁:きた! ダメージ食らったあとに欲しかった!w
ミクニ:そして【鎖陣】で攻撃!
ミクニ:2D6>=5 (判定:縄術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[3,4] → 7 → 成功

GM:お見事! ですが、回避します!
ミクニ:回避どうぞ。
麝香会総合病院武装看護師忍軍:2D6>=8 (判定:針術)
ShinobiGami : (2D6>=8) → 5[2,3] → 5 → 失敗
GM:ぐあー! しかも「逆凪」!
篝 義暁:プロット6ですから、そうですね!>出目5は「逆凪」!
ミクニ:ちりりん……鈴の音を引き連れ、間髪を入れずに鋭い投擲動作を繰り出す。細い腕にそれだけの力などあるはずもないように見える。だが、闇を駆け抜ける銀色の軌跡は確実に切り裂く。
GM:射撃戦ダメージ2点食らいました! 「死角から鎖が!」「キャアアアー!」何人かが地上に落ちていきます。
ミクニ:「殺すんじゃなかったの」表情を変えずに残った女達に向き直り、静かに言う。
篝 義暁:あ、あとGM。高所でファンブルなので、接近戦攻撃1点を受けると思います!
GM:そうだったー!w
GM:合計3点か……うう、痛い!
ミクニ:あ、次回から2のおねいさんは回避マイナス1でお願いしますね。
GM:了解です。【縛鎖】恐るべし!
篝 義暁:ナイスだっ!

GM:よし、ではプロット3、参りましょう。お先にどうぞー
篝 義暁:ではプロット3,義暁行動します。まずは初手、【浮足】を発動させます。
篝 義暁:2D6>=5 (判定:身体操術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 6[2,4] → 6 → 成功

GM:お見事!
篝 義暁:成功。以降、義暁は高所の影響を受けず、義暁からの攻撃は回避-2、奥義破り-2です。
篝 義暁:炎を扱えぬ義暁は、己の肉体を鍛え抜くことで補った。これは乱世に生きる乱波たちの技、篝の一族が伝えし軽足の妙技! “何もない”宙を蹴り、荒野にあって三次元的な機動を可能とするのだ!(演出文)

GM:酷い、酷すぎるw
篝 義暁:続けて、攻撃です。いきなり【奥義】を切る! 対象は同プロットのナース1!
GM:なんと!
篝 義暁:先に奥義情報を貼りますっ。
篝 義暁:■奥義
《魔剣・明王燦華
(まけん・みょうおうさんげ)》
指定特技 :死霊術
エフェクト:クリティカルヒット/くらまし/威力低下
効果・演出: 報仇雪恨の剣が纏いしは、地獄より来る業の炎。炎すら断ち切る炎。復讐を遂げるそのときまで、鎮まることは許されない。
篝 義暁:解説しよう!(ノリノリ)
篝 義暁:不知火の一族に生まれながら、義暁は炎を扱えなかった。−−だが。あの雪の日を境に、理解した。不知火の炎とは、業(ごう)の炎。一族の長子として責任感に駆られるうちは、縁遠いものだったそれ−−奇しくも復讐者と成り果てことで、義暁は奥義を極めた。己の内なる憎悪を糧に、燃え盛る炎を具現化せしめたのだ!
篝 義暁: 斜歯製サイバネ義手、そしてフロックコートはC/Cコンポジット素材で作られており、実に摂氏1600度の熱に耐えうる。サイバネ義手から三枚の刃が飛び出し、縦横無尽に炎刃が閃く! 義手刃に気を取られれば忍刀が斬る。斬撃を意識しすぎれば炎が飲み込む。高熱で歪んだ視界にあって、斬撃と炎、すべてかわしきることは不可能!
篝 義暁: …と、長々失礼しました。【絶対防御】等切らないようでしたら、ダメージ箇所を決めます。

武装看護師忍軍:「バカな、こやつ炎は使えぬはずでは!?」「ギャアアアー!」
GM:あ、こちらはエネミーですので、そのまま3点くらいます。よろしいですか?
篝 義暁:おっと了解しました!>エネミー把握です!
篝 義暁:行動以上であります!


GM:たった一刹那の内に、ほとんどの武装看護婦が屠られました。残った連中も動揺しています。
武装看護師忍軍:「こっ、ここまでの戦力差があるとは!」「くっ、連携を乱すな!」
GM:1が攻撃します。
GM:義暁に今度こそ【霞網】!
麝香会総合病院武装看護師忍軍:2D6>=5 (判定:罠術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 10[4,6] → 10 → 成功
GM:よし! これは当たる!
GM:回避どうぞ……あ、ちょっとお待ちを。コストが足りてない!
GM:焦って失敗したことにしましょう。こちらのミスですので。
篝 義暁:おっと、了解しました!

GM:次のラウンドに行きますが、よろしいですか?
ミクニ:了解です。
篝 義暁:はい、了解です。

◆ラウンド2

篝 義暁:あ、では、プロット前、【影分身】を使います。
GM:了解、どうぞ!
篝 義暁:2D6>=5 (判定:分身の術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 4[1,3] → 4 → 失敗

GM:おおう……
篝 義暁:……。き、気にしない!
ミクニ:(さめざめ)
篝 義暁:普通に1つプロットします;
ミクニ:プロットしました。
GM:では、公開!

        義暁
ミクニ
看護婦1
看護婦2
        

GM:全員3!?w
篝 義暁:全員3ですね!w
ミクニ:混戦…

GM:では、そちらからどうぞー
ミクニ:どうする?先いきます?
篝 義暁:はーい。あ、ではPC番号順に処理しましょう。どうやっても同時行動(結果適応は最後)ですしね。
GM:了解です

篝 義暁:PC1、義暁行動します。といってもやることはシンプル。さきほど【奥義】を叩き込んだナース1に、再び【奥義】を叩き込みます。
GM:さすがに「奥義破り」させていただく!
篝 義暁:はい、どうぞ! 「奥義破り」に合計で-4の修正がかかります!
GM:それもこちらも【奥義】で!
篝 義暁:なんとッ やはりな!
GM:「完璧な執刀(パーフェクト・オペレーション)!」統制の取れた精密無比な動きの連携によって、いかなる難事をも成功に導く【奥義】。効果は【絶対成功】!
武装看護師忍軍:「同じ技は食らわん!」
篝 義暁:「ほう、さすがに学習したようだ−−だが、”覚えた”。次はどうかな!」 プシュー、と排熱の蒸気が義手から噴出す。
GM:怖いけどカッコえー!w

GM:次、ミクニくんどうぞー
ミクニ:では2のおねいさんに。まずは【痛打】を。
GM:どうぞ!
ミクニ:2D6>=5 (判定:縄術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 9[4,5] → 9 → 成功

GM:お見事!
ミクニ:そして【接近戦攻撃】:《毒術》!
ミクニ:2D6>=5 (判定:毒術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 9[3,6] → 9 → 成功

GM:ヒー!
GM:回避しますが、-1修正か……ならば、またさきほどの【奥義】!
GM:「奥義破り」しますか? 《隠蔽術》です。
篝 義暁:あ、れ
GM:ああ、2も同じ【奥義】なので、破れることにします。
篝 義暁:おっと、なるほど了解しました!
GM:特殊な処理ですが、テンポ重視ということで。
ミクニ:しますよ。《刀術》で判定しますが。
GM:どうぞー。
篝 義暁:では遠慮無く「奥義破り」します! こっちが6なのでまずは任せて下さいッ。
ミクニ:お願いします☆
篝 義暁:……あ、両方6でした。はい、ふります!w
篝 義暁:2D6>=6 (判定:分身の術)
ShinobiGami : (2D6>=6) → 5[1,4] → 5 → 失敗

GM:フホホホ!
篝 義暁:!?
篝 義暁:あ、ちがう、成功です!
篝 義暁:【博識】で+2だ!

GM:ギャー! そうだったー!w
ミクニ:わあ(わあじゃない)
篝 義暁:【絶対防御】、【完全成功】の「奥義破り」に+2! このために取っていたのでした!w
GM:では、篝兄さんの妨害で【奥義】が破られますなぁ、それは!
篝 義暁:「ミクニッ!」叫ぶ。「今だ、行けぇッ!」
GM:そして最低でも2点ダメージが来るはずなので、2は脱落です!
武装看護師忍軍:「バカな! こんなッッッ!」
ミクニ:一見ぞんざいな、無駄のない動きで、腕を振り抜き、薙ぐ。爪の先には慎ましやかに毒を刷いていた
ミクニ:「毒を使えるのが自分だけど思わないで」それは毒でありながら神事にも使われる。「漆黒の闇に。跳ねろ踊れ」闇にもがく姿を冷ややかに見つめる。

GM:「アアー!」断末魔の叫びと共にあれほどいた武装看護婦の半数以上がたった二人の忍びに屠られた。恐るべし!
ミクニ:なんか【秘密】を使うタイミングがが!

GM:では、最後の足掻き。ミクニくんに【接近戦攻撃】!
麝香会総合病院武装看護師忍軍:2D6>=5 (判定:針術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 11[5,6] → 11 → 成功
GM:よし! 回避どうぞ!
ミクニ:ではこちらも【奥義】を使います。効果は【判定妨害】。
GM:ヒー!
ミクニ:指定特技は《傀儡の術》。目の一つを1にお願いしますね。
GM:あ、でもそれでも当たってはおりますね。
ミクニ:回避を試みます。《縄術》か遠いな……
ミクニ:2D6>=8 (判定:縄術)
ShinobiGami : (2D6>=8) → 6[2,4] → 6 → 失敗

GM:よし、では接近戦ダメージ1点!
GM:1d6
ShinobiGami : (1D6) → 4
GM:「謀術」が潰れます!
篝 義暁:う、ピンポイントで「謀術」がっ!
GM:ふふーふ
ミクニ:…(涙)ええと! 「兵糧丸」を使います!
GM:くっ、ではたちまちそれで回復! くー!
ミクニ:さよならミクニのチュッパプリン味!
篝 義暁:チュッパチャップスだったー!?w
GM:ここでプリン味が!?w
ミクニ:魂の味ですから!

GM:さて、では最後の勝負ですね。ラウンド3、プロットから参りましょう!

◆ラウンド3

GM:では、公開!

            義暁
ミクニ
看護婦1
        

GM:またもw
篝 義暁:みんな4でした。考えることが似すぎている……w

GM:では、そちらから。「回想シーン」使うのならここですよー!
篝 義暁:では、ミクニに任せましょう! お先にどうぞ!
ミクニ:まずおねいさん1に【痛打】!
ミクニ:2D6>=5 (判定:縄術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 8[4,4] → 8 → 成功

GM:お見事!
ミクニ:そして回想シーンを達成値上昇に使います!
GM:うむうむ
ミクニ:秘密を公開します☆(つやつやした面で)
篝 義暁:ついにきたあああぁぁぁ!
ミクニ:どんなに身体が竦んでも、残酷なものが待っている予感がしても、鋼のような強靭なものを何も持っていなくても。立ち向かう覚悟は出来ている。
ミクニ:「…期待したんだ。貴方のためにもならないと分かっていたのに、魔が差した。貴方の一番嫌いなやり方で謀って、目を覆った」丈高いひとを、その顔を、眼差しをとらえようと僅かに顔を上向けた動作の余韻で髪が微かに靡く。
ミクニ:「雪ねえ…雪花を殺したのは、ミクニじゃない」
ミクニ:「三本の矢の話は嫌いだった。喩え話は、願いを込めて伝えられるものだから。いつか矢の折れる、その日が来ませんように。三本の矢でいられますように、一日でも、一秒でも長く。そう願っているのが愚かだと哂われているみたいで…」
ミクニ:小さくため息をつく。「『ずっと三人で。ミクニと雪花と貴方と遊んでいたい。別れなければいけない日が来ても、その日が少しでも遠ければいい』そう願っていたんだ」
ミクニ:云いながら覚悟を決める。今まで、今、これから。何もかもめちゃくちゃになる。積み上げてきた年月が、黒々とした夜の中にすっぽり呑まれて、もう取り戻せなくなるのを感じながら。
ミクニ:「ねえ…どうして。どうして貴方は雪花を手にかけたの、義暁」誰にも聞かせたことのない、甘い、悲しい声で。痛ましくなるような。
ミクニ:「貴方たちは自分達が自覚している以上に愛し合っていたんだよ」
ミクニ:「見えない手を差し出しあって繋ぐように、お互いの纏う空気が綺麗に交わったのがはっきり分かったよ。この二人は愛し合わずにはいられないだろうと。皮膚の内側に電球でも仕込んだみたいな鮮やかなあの気配は間違いようはなかった」
ミクニ:「雪花に愛されてる、雪花を愛している、その気持ちごと好きだった。そして貴方に愛されて、愛している雪花が好きだった」
ミクニ:「ミクニが見つけたときは雪花はもう手のほどこしようはなかった。だから貴方達の間で何があったのかは知らない。貴方は後を追わんばかりになっていて」
ミクニ:「でもそうさせるわけにはいかなかった。だから余計な語りをせぬよう霊どもを沈黙させ、唯一貴方から与えられたものではなく血族に秘して伝えられた毒を使い。見世物小屋のような偽りの舞台をしつらえた…貴方を生かすために」
ミクニ:「貴方が好きだった…多分出逢った時から。振り仰いで見ていた桜の花びらを飲み込んでしまったみたいにどうしようもなかった。生きてて欲しかった」心の中の整然を知らしめるいつもの口調がほどけるように切なげにかすれる。
ミクニ:「その気もないのに迷惑だって分かってた。どうしようもないことは諦めるための努力を払う、それだけだと思えばいいって思ってきた…だけどあの日、魔が差した」
ミクニ:「愛情ではミクニは雪花と同じには支えられないし、寄りかかってももらえない。どんな深い愛も完璧じゃないならなおさらだ。だけど一つだけ、雪花が持ってないものなら望んでもいいだろうと思ってしまった。だからミクニを憎んでもらうことにした」その言葉は長い間の偽りを、沈黙を、やっと解き放てるという、静かな喜びに満ちている。
ミクニ:「憎しみは愛情に似ていて、愛情より強いから。本物じゃなければいらない、ってかっこいいこと言えればいいけど、貴方がくれるものならなんでもよかった。たとえ海の水みたいに飲めば飲むほど余計に乾いてのた打ち回っても」
ミクニ:たわめられた精神が身体まで歪めていくのを、自分への憎悪に狂ってゆくのを、切なくいとしく。壊れていこうとしながら、本来の健全さを、真実を求めて足掻くのを、悲しくほくそえんでずっと見てきたけれど。「ずっとこのままでいいと思っていたけれど『山は登ったら降りるもの』だから」、す、と義暁の前に立つと骨ばった指を、肩に食い込ませ、猫が鼻先を寄せるようにそっと口付け、術を解いた。

GM:では、改めてミクニくんの【秘密】を公開します。

クニ【秘密】:
実は雪花を殺したのはあなたではない。PC1の方だ。
だがその後、自責の念で心を壊しそうだったPC1を見かね、あなたは忍法でPC1の記憶を改竄し、あなたが雪花を殺したことにした。幸い、そのことを知るのはあなたのみだ。何故PC1が愛していた雪花をその手で殺してしまったのかは知らない。だがあなたには愛するPC1が目の前で壊れていくのを見過ごすことなどできなかった。そう、あなたは今もPC1のことを深く愛している(あなたの性別を問わず)。
この【秘密】が発覚次第、あなたはPC1に対して「愛情」の感情を結ぶことができる。

GM:と、そういうことだったのです。
GM:封印されていた記憶が怒涛のように甦り、篝さんの両目から熱い涙となって溢れていきます。
GM:そんなあなたたちの背後から最後に残った武装看護婦たちが襲い掛かります。とどめをさしてあげてください。
GM:【痛打】は成功してるし、判定値に+3なので外しようがありません。ダイスはもう振らなくて結構です。
GM:回避でスベシャルを出せば攻撃失敗する可能性がありますが、この流れでそのような事態はダイスが許してもGMが許しません。ゆえに、とどめの描写だけどうぞ!
ミクニ:腕が自分の体を深く抱き、次いで渾身で振り払う。そう。これまでの全てを切り裂くように。鎖は弧を描き標的を追う。巻き込む。達観の域。無情の時。解放の時を招くために。「これで、全部、おしまい」
篝 義暁: 動揺を隠せぬ中、ミクニの攻撃に合わせ、業火と刃が武装看護婦たちを薙ぎ払う。逆巻く炎が、徐々に収束してゆく。「……ああ、そうだな」
GM:では、その鮮やかな二人の合わせ技をもって、すべての武装看護婦たちは薙ぎ払われ、炎に呑まれながら地上に落下していきます。悲鳴すら上げずに。
GM:そして、戦場に静寂と沈黙が戻りました。すべてを覆い隠すかの如く舞い落ちる雪の中、あなたたちは互いの瞳を見つめあいます。

GM:とりあえず、これにてクライマックスフェイズは終了。あなたたちは共に【使命】を達成しました。おめでとうございます!
GM:さて、エピローグに行く前に、雪花が死んだ日、本当はなにがあったのかをマスターシーンで描写しましょう。すべての始まりのきっかけを。


posted by punchlow at 14:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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